リンゴの歌




戦争も終わり 実りの秋が この山里にも 明るく響く 神楽太鼓の音  
でも占領下にある為 総てに 規制がかかり 
神楽の台本も 検閲を受けなければ為らず 
手を入れたものを清書頼まれて 書くことの不得手な私は 困り果て仕方なく書いた
 今思い出しても 冷や汗 
若いから出来た事  お祭も過ぎ取り入れの秋 
その頃ラジオで 流れてくる 並木美智子さんの 耳にも新しいリズムと あの綺麗な声
其れからの毎日は 予想も出来ないほど 良くも 悪くも 変っていった


蜜柑の花咲く丘



この歌は終戦の後 何も娯楽の無い山奥の学校にも何処からか入ってきて 
子供たちが口ずさみ 楽譜も無くて  でもやっと手に入れて 
必死で何とか その年の冬 今まで出来なかった
当時は 学芸会といったけれど 其れを開く事になり 
私に取って もっとも不得手な踊りを教えなくては為らず 
一年生の女の子に 大変な思いで 頑張ったこと 
本当に 今も冷や汗もの  
あの子ももう どんなお母さんに為っているかと 
この歌で 遠い 遠い想い出が  ふと 懐かしく かすんで 行く 


吾亦紅

マッチを擦れば おろしが吹いて 山裾の秋ひとり逢いにきた   気強く寂しさに耐えた
線香がやけに 付きにくい     ただ あなたに謝りたくて    あなたのあなたの見えない傷が
さらさら揺れる吾亦紅        小さな町に嫁いで生きて    身に沁みていく 今やっと手が届く
ふと あなたの吐息の様で     此処しか知らない人でした   馬鹿野朗となじってくれよ
盆の休みに帰れない        俺は あなたが羨ましいよ    親の事など気遣う暇に
俺のずさんさ嘆いているか    今は 従兄妹が住んでる家に  後で死にたい自分に生きろ
あなたにあなたに謝りたくて   昔みたいに 灯が点る      あなたのあなたの形見の言葉
仕事に名を借りてご無沙汰    あなたは 家族も遠く      守れた試しは無いれど
                     あなたは強く寂しさに耐えた  あなたにあなたに威張ってみたい
       
       俺は来月 離婚するんだ そして始めて自分で生きる あなたにあなたに見ていて欲しい
       髪に 白髪が混じり初めても 私は 死ぬまであなたの子






毎日テレビばかりが相手の私の耳に 
音楽は今頃の歌はとても理解出来ないけれど
歌の歌詞は なぜか ふと耳を済ませて聞き入り 何ともいえない感動 
テレビの字幕を必死に追って 
メモ 少し違った所も有るけれど ほっと した一時


生きてることが 辛いなら


作詞   御徒凧   作曲 森山直太郎


生きてることが 辛いなら   生きてることが 辛いなら   生きてることが辛いなら
いっそ 小さく 死ねばよい  わめき散らして 泣くが良い  悲しみを とくとみるがいい
恋人と 親は 悲しむが    そのうち夜は開けちゃって   悲しみは何時か一片の
三日も経てば 元通り     疲れて眠りにつくた゜ろう    お花みたいに咲くという
気がつきゃ皆んな年取って  夜に泣くのは赤ん坊      そっと伸ばした両の手で
同じ所え行くのだから     だけって 決まりはないんだし 摘み取るんじゃなく守るといい

何もないとこから         歴史は小さなブランコで
何もないとこえ          宇宙は小さな 水飲み場
何も無かったかのように    生きてることが辛いなら
巡る生命だから         くたばる喜びとっておけ
生きてることが辛いなら    生きてることが辛いなら
嫌に為るまで生きるがいい





朝のニュースは 様々な事を伝える  
私の大好きな歌手 森山直太郎さん 
さくら
 生きとし行ける者 など 曲も さることながら 
歌詞が とても私たちに ぴったり 
日本語の美しさを 何時も 気持ち よく あの若さで  
ところが  この歌の歌詞の 
いっそ 小さく死ねばいい という箇所が 問題に なり 
スポーツ紙 や芸能ニースで取り上げられた 
でも最後まで読んで ほっと安心 本当に今の皆が心のそこで 悩み 
自分の胸に 開きたくない扉を持っていると思う やっぱり ほっとする
 

手紙? 拝啓 十五の君へ? アンジェラ アキ 作詞 作曲
 

 
  拝啓   この手紙読んでいる あなたは
  何処で何をしているのだろう
  十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです
  未来の僕に宛てて書く手紙なら
  きっと素直に打ち明けられるだろう
  今 負けそうで 泣きそうで消えてしまいそうな僕は    ?
  誰の言葉を信じ歩けばいいの?
  ひとつしかない この胸がなんども ばらばらに割れて
  苦しい中で 今を生きている 今を生きている             
  拝啓  ありがとう
  十五のあなたに伝えたい事があるのです
  自分とは何で何処へ向かうべきか 問い続けば見えてくる
  荒れた青春の海は厳しいけれど
  明日の岸辺えと 夢の舟よ進め
  今 負けないで 泣かないで消えてしまいそうな時は     ?
  自分の声を信じ歩けばいいの
  大人の僕も傷ついて眠れない夜もあるけれど
  苦くて 甘い今を生きている
  人生の全てに意味はあるから 恐れずにあなたの夢を育てて

  
Keep on belivinng  Keep on belivinng 
  Keep on belivinng:  

  

  負けそうで 泣きそうで消えてしまいそうな僕は
  誰の言葉を信じ歩けばいいの?
  ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
  自分の声を信じ歩けばいいの
  何時の時代も悲しみを避けては通れないけれど
  笑顔を見せて 今を生きて行こう 今を生きて行こう
  拝啓 この手紙読んでるあなたが幸せな事を願います












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