可部の柚子 ゼラニューム
吾亦紅 ベランダの薔薇

中川の門に咲いていた花 
毎年頑張っている
可部から来て
何年ぶりかに咲いた


近所の公園の花
平成20年6月






毎年 何か変った花が咲いて 去年は朝顔だった と思い出すけれど 
今年は立葵 がとても綺麗に咲いた 
懐かしい花 
でもなぜか 幼い頃から見てきた勢い と元気をくれる様な 
ほっとする姿に やがて来る暑い真夏を予感




平成21年 春 弥生
江波山桜を尋ねて



何と無く 唯 過ごしていた毎日 
時はながれて 素晴らしい春がやって来た
向かいの江波山が 一日 一日と 春の装いになり 雨上がりの日曜日 
思い切って 今年の櫻に会いに   
朝の早春の空気は ちょっと冷たいけれど優しく温かい 
先ず東屋で一休み
櫻は まさに満開 
なだらかだけど 道が足にきつい 
とにかく 転ばない様に 体全体に力が入り 
でも 見慣れた夫々の櫻の花 特に入り口の 枝垂桜が気になり 懸命にたどり着く
満開の桜の中に 未だ蕾の紅 が初々しい 
広場はもう場所取りの人で ぼつ ぼつと賑やか
観音様にお参り 
気象館の下の枝垂れ櫻 此れも未だ蕾 
でも上から撮って 江波山桜を撮り
矢張り 慰霊碑に足が向く 
青春が戦争の私には その丘の帰り道 これが最大の難関 
矢張り 二,三日筋肉通で 大変 でも何か今年の仕事をし終え感じ


皆さんの優しいお手入れで 
春の花一杯
江波山の上り口 
東屋で一休み
一番楽しみの 枝垂桜 
未だ蕾の愛らしさ
気象館の下の枝垂れ櫻も 
一部咲き
観音様にお参り 元気で来年も 終の棲家の我が家を 春霞の彼方に


此処にきて どうしても足が向き 慰霊碑の前 
あの日の朝も 暑い夏の日 
田舎の山の彼方に見た 白い雲 
それからの記憶の中に 青春真っ只中の戦争の消せない想い 
碑文を読み 遠い過去に
此処に春を精一杯に咲き誇る 江波山桜 
幾年月か まさに物言わぬ 生き証人
でも あの昭和も遠く去り 平成の今を生きる人の どれだけが 
戦争 そのものを実感出来るのか?
過ぎて行く 時の流れ の何と速く 全てが はるか遠い 彼方に なっていく虚しさ





慰霊碑の横 綺麗な新芽 花見の場所取りも大変だ

平成22年  春の予感


何か季節の精か 気分が乗らず 一日 無意味な毎日を過ごして 
ふと 向かいの江波山が春の装いに変わっているのに 
近くのあの曲がり角の お花畑が気になり 久しぶりに出かけて
買物のついでに 回り道して 尋ねて見て ビックリ  もう 春の花々の見事なこと
時は容赦なく 過ぎても 咲くべきときを知り 生命の不思議さに 感動


朱色の花 にふと珍しい花にビックリ 見事な鉢植えの配色に鉢からこぼれそう
鉢植えなのに 花束みたい むっくりと  誇らしさうに
春の花に装いを変えて 小さな花の群れ
窓辺の花畑 見事な春の花夫々に
お庭の片隅に 紫の色が最高 此方は又 可憐な小さな花
道端も 何と無く控えめに オキザリス これからのどんな花が咲くのかな







今年は少し早めに江波山に登る 
入り口の東屋で 初めて杖を買ったので 使用するには少し 躊躇いもあり 
そこで伸ばして 使ってみた  
矢張り杖は 身体にも 心にも 支えにもなることに気付く  
寒さが繰り返されて 安定しない精か 枝垂桜は 全く蕾さえなくて 
外の櫻は まさに 満開  
記念の桜も 何時もは遅いのに これまた 色も全く同じ
薄墨色の何時もの桜が 私は 予想が外れて 少しガッカリ


入り口で子供会でお世話しておられる花々
とても 元気に 立派に育っている
何か 小さな 力が 
集まれば 何かとても
逞しい 明るい未来が見えてきて 
ほっとした
思いが 感じられて・・・・・・
ここに慰霊碑に先ずお参り 
碑文を読み 又
新たに 過ぎ去ったあの日の 朝の空
遠い山奥の空に見た あの雲の塊
とても 綺麗な空だったことも あの下に
起きていた 惨劇は到底解らないけれど
季節は移り ながれ去り 時のながれの
虚しさと 儚さに・・・・・・・


広場に咲き誇る桜と 競うように連翹の黄色
これも本当に 自然の 営みの不思議さに
何か 明るい 予感さえ与えられるみたい


平成22年 猛暑の夏


今年は予想もしない暑さに
毎日外を眺めてはクーラーと扇風機のお陰で何とか過ごしている
けれど  暑さに弱い私には 全く外出の 意欲もなく 唯 テレビを見て何とか 
一日すごし 夜も 熱帯夜の続く毎日 
過ぎて行く一日は私の取り返せない 貴重な一日なのに 
でも連日テレビで 予報を聞くと 何処も皆大変な様子




我が家から見る 夕方の江波の海 
遥か彼方に宮島の山を見る 
その姿が仏様の寝姿に見えると
聞いたけれど  とても 綺麗に夕空に 
この暑さにもめげず咲き誇る
ハイビスカスの花の何と逞しい
 生命力に 感動 一鉢で二色花にびっくり
私のへランダの哀れな姿 
水のみ 朝のたっぷりと撒いて 
その緑に 癒される
この暑さに 鉢の数も 少なくなり 
その手入れに大変だと 
今から 悩みの種になりそう
我が家の 唯一の 花 
今ベランダの片隅で
痛々しい姿で咲いている
花壇の花 
 此れは隣の建物の側に凄く逞し
小さな黄色が 何とも清々しい
今年は随分 剪定されていたので
とても 咲く事は出来ないと思っていたら 
気がつけば矢張り下に 遠慮そうに咲いていた
矢張り夏の花 
とても 素晴らしい花の房に
真夏の 暑さを 満喫してるよう
近くの幼稚園の入り口の 夾竹桃の花
今年は少し咲くのが 
暑さの精か晩く感じる
夾竹桃は 白か 赤 
でもピンクは珍しい
幼稚園には とても 和やかで  



芸北町 毎日 植物園 想い出 ホーム