平成22年 早春
年が明けて 何故か 心身ともに八十歳の峠を超える事の大変さに
唯 カタツムリのように家の中から
ある日 余にも素晴らしい お天気に やっと腰を上げて
近くの散歩に出掛けてビックリ
世の中 もう早春の 兆しに 時は まさに悠久の彼方に遠慮なく流れていく
あの暑い夏の日を 一日家に閉じ籠り
あれこれと 身内や 友達の様子は好い事は無くて
九十一歳で亡くなった姉が
八十歳過ぎたらとても 体が全てに 辛くなるよ と言っていた事を今つくづくと
その時は人事の様に 聞き流していた自分が 今やっと 懐かしくも淋しく
今年の夏 暑さに弱い精もあるけれど
一日 クーラーの中で 今 はまっている
韓ドラに一日の予定を立てて・・・・
でも今の日本のテレビの番組には 歳の精かとても付いて行けない
それに引き換え 時代の精もあるけれど戦争真っ只中に青春を過ごした私には
韓ドラのあの先ず景色の綺麗な事 懐かしい幼い日 駆け巡り楽しく遊び
自然の中に 溶け込んでいける
空気と 匂いさえ またそのストーーリーさえも 何か自然と
感動さえ覚えられて とにもかくにも
言い訳にするのではないけれど 家から 出られなくなり まさに 運動不足
健康診断の結果は見事に コレストロールも上がり 中性脂肪も倍の値を示して
これには本当にビックリ
先ず外に出ようと 近くの散歩に もう 日の光は 春の予感 |
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や っと 腰を上げて 先ず近所のマンションの通路に
いつも素晴らしい花の植えてあるお家の前が
この日はまさに 晩秋の真っ盛り
見事に咲きそろった花々
全部の画面に入れようとして四苦八苦
やっとつかんで 撮り終えてたところに
世話されている方に初めて お会いして御挨拶
大変な数の 花花 でも体力的にも とても・・・・
でも趣味の範囲では到底出来ない事
その方の人となりが 偲ばれて 今年の秋に 別れ |
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ひっそりと咲く
この紫の小さな花の愛らしく
何ともいえない可憐さに
自然とカメラが撮っていた |
この花の名は
ウインターコスモスと聞いてビックリ
寒さに耐えて 凛として
自己主張している みたいで |
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見事な朱色の花も
庭の一角を完全に占拠 |
ふと曲がり角の
何気ない景色 |
平成二十二年二月十五日
久しぶりに 江波の 和み会で お誘いをうけて
三十人余の方と 朝早く バスで中国高速で
お昼前に 島根県の あさひ温泉に 到着
新しい方も加わり やっと着いてけれど
相変わらずの山の中
こうした景色の中に 生まれた 私には 余感動も無くて
でも何か ほっとする
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朝9時に出発 10時過ぎに到着
矢張り想像してた 懐かしい山の香り
皆さんはお昼前までお風呂などに入られて 自由時間になり
一人で 写真を撮る為に出かける
手染めのマットに見とれて いたら
外に出るために用意されている 手作りの下駄
これも久しぶりに味会う感触
外の空気はさすが島根県
ちょっと ビックリする寒さに
あれこれと捜しても 余感動りする場面も無くて
時間も来たので 部屋に帰り 部屋の中から 下の風景を撮る |
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懐かしい手作りの下駄
母の手作りの鼻緒が想いで |
手染めのマット
矢張り温か味が素足に残る |
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遠い山並
出雲の国の太古の空に続く感じ |
冬枯れの草原に見慣れた
小さな春の予感 |
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やっと着いて 何時もの宿
赤い屋根がちょっと場違い |
矢張り 出雲の国 神楽の里
懐かしいお面 |
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田植えの 田楽の場面
農繁期の最後のお祭 |
秋の取り入れの最後
神楽団の お面 |
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楽しいお昼
矢張り年寄り向きに 量は少なめに |
さすが島根
お魚はとても新鮮で |
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